社員の不正・サボりは企業を揺るがす脅威
たった1人の社員のサボりを見逃しているだけでも企業は、年間、何百万円もの賃金を無駄に支出しています。また、それを放置することは、他の社員の士気にも悪影響を及ぼします。
また、取引先との癒着、ライバル会社との内通、機密情報・顧客情報の持ち出しなど社員の不正は、企業に金銭では換算できないほど大きな損失を与えます。
社員の不正・サボりは企業にとって脅威です。それを放置することは企業を根底から揺るがすことになり兼ねないのです。
行動調査により実際に判明した驚愕の事実
- 成績不振のルート営業の社員を調査してみたら、週に何度もパチンコをしており、ほとんど得意先には行っていなかった。
- 全く成果の上がっていない、外回り営業社員を調査したところ、朝礼が終わるとすぐに会社を出て漫画喫茶に行き、夕方まで過ごして、終礼時間が近づくと会社に戻ってくるという行為を毎日繰り返していた。
- 役職付きの営業社員を調査したところ、1日中ドライブをしたり、飲食店や自宅に帰ったりするなどしており、一軒も得意先を訪問していなかった。
- 仕事中に交通事故(コツンと当たった程度。しかも自分が悪い)を起こした社員が、後遺症で歩けなくなったといって、会社に損害賠償を求めてきた。実際に足を引きずって歩いていたが、不審に思い調査をしてみると、自宅から離れた場所では、重い荷物を持ったり、元気に走り回ったりしていた。
- 得意先を回って産業廃棄物を回収してくる社員が不審であったため、調査をしたところ、得意先から回収した廃棄物を同業他社に横流しをして、その代金を着服していた。
- 社内で不倫が噂になっていた管理職社員とパート従業員(共に既婚者)に、上司が不倫をやめるように言ったところ、不倫の事実を否定したため、調査をすることになった。調査をしてみると2人は頻繁にラブホテルで密会をしていた。
行動調査とは
行動調査は、尾行や張り込みなどにより、調査対象者の行動を監視して、それをカメラで撮影する調査です。写真付きの報告書(A4サイズ)を提出してご報告をさせて頂きます。
熟練の調査員が、高性能な機材を駆使して調査を行い、確たる証拠を押さえることが出来るのです。
例えば、普通のカメラでは何も写らないような暗い場所でも、一般の方が持っていないような超高感度カメラを使い、動かぬ証拠を捉えます。
行動調査は、探偵社が浮気調査等にも用いる最も主流な調査方法で、弊社が一番得意とする調査方法です。
不正やサボりの証拠を撮ったらどうすればいい?
上に挙げた例だけでも、軽い順に、減給、降格、自主退社(事実上の解雇含む)、懲戒解雇と様々でした。
しかしながら、労働者は法律によって守られていますので、証拠がないまま処分をすると、問題になってしまうことも考えられます。
ですから、いくら不正を働いたり、サボった社員であっても、事実(証拠)に基づき、適切に処分をすることが必要です。